本日の4限、中1学年を対象にした特別道徳、
「福山大空襲を知っていますか?」の授業を行いました!
戦後80周年という節目の年、そして現在も世界で戦争が
続く中、私たちの郷里である福山市の被害を学ぶことで、
平和への思いを新たにすることを目的に行いました。
そして、そこはやはり実際に体験した方のお話を聴かせて
いただくのが一番と考え、当時国民学校の6年生だった
近藤茂久さんをお招きし、体験を語っていただきました!
実は近藤さんには10年前にも本校でご講演いただいた
のですが、現役でご活躍中ということで(91歳!)
改めて今回も講演をお願いしています。
http://110.50.205.163/column/2015/07/post-1475.html
近藤さんからは戦争当時の生活や、B29の空襲によって
福山の町が燃える中で、炎の中を逃げまどった思い出など、
ご自身の貴重な体験を証言していただきました。
中1の生徒たちは当時の近藤さんとほぼ同じ年なだけに
余計にリアルに感じられるのか、メモをとりながら
真剣な表情でお話に耳を傾けていました。
生徒たちの中には福山空襲のことを知らなかった者も多く、
「みなさんには自分と同じ経験はして欲しくない」
という近藤さんの想いに、強く胸を打たれている様子でした。
近藤さん、素晴らしいお話を聴かせていただき、
本当にありがとうございました!
なお、今回の講演を踏まえて、明日の道徳の授業に
平和への想いを込めた折り鶴を生徒全員が折ります。
この折り鶴は福山空襲のあった8月8日に開かれる
「市民平和の集い」において飾られる予定です。
PS
なお、今回の講演会はテレビ新広島、中国新聞、
Bjビジネス情報のマスコミ各社に取材していただきました。
テレビ新広島では早速本日の夕方に放映していただきましたが、
※内容はこちら!:福山空襲を語り継ぐ 91歳の体験者が中学校で講演
中国新聞は後日、Bjビジネス情報は7/10号に掲載予定です。
取材していただき、ありがとうございました!