皆さんは「叙勲」という制度をご存じでしょうか?
「叙勲」とは天皇陛下から「勲章」を授与されることで、
国家や公共に長年に渡って貢献してきた人や
顕著な功績を挙げた人を対象にして、
春と秋の年2回、毎回4,000人ほどが叙勲されています。
今回ご紹介する藤井次郎さんは、今年で78歳。
本校の前身である福山電波工業高等学校の3期生で、
(プロ野球選手の故・村田兆治さんの2年先輩となります)
卒業後は「社会に役立ちたい」との想いで陸上自衛隊に入隊。

平成13年に定年退職されるまで自衛官一筋で勤め上げた
(退官時の階級は一等陸尉)功績を元に、
平成21年4月に瑞宝双光章(防衛功労)を叙勲されました。

その後は第二の人生として広島総合警備保障(株)に再就職し
(支店長の方が同じく本校の卒業生だったとのこと)
アクト神辺の警備員を令和2年まで18年間続けられました。
そんな藤井さんですが、実はこの度、日本叙勲者協会が発行する
「叙勲新聞」の令和7年9月号にて経歴が紹介されることとなり、
母校である本校にも新聞を1部寄贈していただきました!
見開き2Pというとても大きな扱い!これはすごい栄誉ですね!
※なお紙面の掲載に当たっては
日本叙勲者協会編集部様から許可をもらっています
ということで、母校としてもお祝いするべく、
今回こうしてHPでも取り上げさせていただきました。
藤井さん、新聞掲載おめでとうございます!
なお、藤井さんは現在も「災害情報連絡員」として
近隣で河川の氾濫などがあれば自衛隊に報告する役目を
担われています。
「残された人生、地域社会の一員として、
微力ながらも安全・安心な生活環境の実現に協力したい」
と語られる藤井さん。ぜひ後輩に当たる皆さんも、
そんな大先輩の熱い「志」に刺激を受けて欲しいですね。
そして藤井さんもまだまだお元気でご活躍ください!

